史跡ガイド

大阪府

―秀吉が天下支配のために築いた絢爛豪華な輪郭式平城

 

 豊臣・徳川の危うい関係が和解に向けて動き出すと、秀吉は上杉景勝に東国仕置の前に上洛するよう促します。天正十四年(1586)六月十四日、景勝は直江兼続らを従え大坂城に登城しました。

 

 古来より海上交通と淀川水系舟運の合流点であった石山本願寺跡地に目をつけた秀吉が、天下支配の中心として築いた輪郭式平城です。黒田官兵衛の縄張りによる大阪城は、五層八重の輝く大天守・表御殿・奥御殿のある本丸が三段の石垣上にあります。
 

 この本丸を二の丸・三の丸・西の丸・山里曲輪が取り巻き、「大阪冬の陣」の際には、真田幸村が惣構の南西に出丸を増築して守りを固めています。その後の徳川方の巧妙な交渉で堀は埋め立てられ本丸だけの裸城となり、翌年の「夏の陣」で落城しました。その後幕府によって再建されましたが、秀吉の大阪城の面影を偲ぶことはできません。

 

 現在では大阪城公園となり、13棟が重要文化財に、城跡一帯は国の特別史跡に指定されています。

 

所在地 大阪府大阪市中央区大阪城
アクセス 13号東大阪線「法円坂」・「森之宮」
JR大阪環状線「大阪城公園」・「森ノ宮」駅より
地下鉄谷町線「天満橋」・「谷町4丁目」 中央線「森ノ宮」・「谷町4丁目」 長堀鶴見緑地線「大阪ビジネスパーク」・「森ノ宮」
市バス「大手町」・「馬場町」
京阪「天満橋」
大阪城事務所 06-6944-0546

 

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写真:大阪城天守閣所蔵  無断複製・転用を一切禁止いたします 

 

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