天昌寺(てんしょうじ)

小説『天地人』の「雪崩」はここに由来している

 天昌寺周辺

 南魚沼市思川にあります。小説『天地人』上巻第四章「雪崩」には鈴木牧之のことが書かれています。天昌寺は、雪国の風土を記した『北越雪譜』の「寺のなだれ」の舞台になっているのです。当時の和尚は鈴木牧之の伯父にあたる人で、「寺のなだれ」の主人公でした。牧之は度々この寺を訪れて作品を残しており、本堂の庭には句碑があります。

 

 約五百年前の延徳2年(1490)に、雲洞庵七世禅実和尚を請して曹洞宗の寺院として開創しました。それより前の数百年間は、実際庵という密教寺院でした。天正元年(1573)に天昌寺と改め、同14年(1587)上杉家より観音免として十石を拝し、免除地となりました。その後、堂宇を焼失しましたが、万治2年(1659)に再建されました。

 

 寺宝は、木造正観世音菩薩坐像、木造特国天立像、木造多聞天立像の三体で新潟県の指定文化財になっています。本堂の浮彫の欄間十面のうち七面は幕末の小林源十郎の大作で、南魚沼市の重要文化財です。

 

所在地 新潟県南魚沼市思川39
アクセス 関越自動車道「塩沢石打」ICより車15分
JR上越新幹線「越後湯沢」駅より車25分
JR上越線「塩沢」駅より車5分
天昌寺 025-782-0147
一口メモ 駐車場 10台(無料)

 

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【カテゴリ】 南魚沼市| , 神社・寺
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